[ 「凍」死 ]
いっそ 僕の物にならないなら
この手で君をムシバンデやる
どうせ 僕の手から逃れる気なら
この手で君を××××やる
君が言った 宝石で着飾ったような言葉に
惑わされている僕を いつまで縛りつける
体に食い込む有刺鉄線は 深くつきささるだけ
ある程度の傷なら 舐めれば治る
でも この傷は致命的
傷が深くて 見るに耐えない
もう手遅れだよ 助かる可能性ゼロ
僕の心を凍らせた君は
雪のように 僕の前から消えるだけ
いっそ 僕の物にならないなら
この手で君をムシバンデやる
どうせ 僕の手から逃れる気なら
この手で君を××××やる
雪の結晶のような 君の手を離したくない
僕の手の中で 融けてしまわないように
そっと 包み込むように・・・
いっそ 僕の物にならないなら
どうせ 僕の手から逃れる気なら
君が僕を「愛せない」と言うのなら
[ 過去−Ｘ来 ]
遠い昔 二人は愛し合った
もう 重なりあう事の無い刻のハザマで
互いに求め合った
もう 重なりあう事のない二人は
妄想の中で舌を絡ませる
行き場の無い想いは
時に彼を狂気に走らせ
行くあての無い風は
体内の毒素を増幅させる
時象は残酷な絵を
二人に見せる
もう 重なりあう事の無い刻のハザマで
互いに求め合った
もう 重なりあう事のない二人は
妄想の中で舌を絡ませる
行き場を無くした貴方は
死を追い求め
存在する事の無い貴方を
想い身を火照らす
もう 重なりあう事の無い刻のハザマで
互いに求め合った
もう 重なりあう事のない二人は
妄想の中で舌を絡ませる
愛は哀でしかない事を
二人は信じない・・・
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